玉ねぎの皮は優秀エコクリーナー

フライパンやお鍋にこびりついた油分の多いカレーやシチューのこびり付き汚れ、洗うのなかなか厄介ですよね。そこで大活躍するのが、調理で使った玉ねぎの皮です。

水と皮を投入して弱火～中火でじっくり10分ほど煮込みつつ、ヘラで汚れを掻き出してください。すると、ギトギト油が分解された見た目になってきます。火からおろして、冷めるまでそのまま放置してください。中身を捨てて中を確認してみると、綺麗になっていませんか？この方法で軽い錆も落ちます。ギトギト汚れではない場合は、10分も煮込まず数分でOKです。

煮込む火力は必要ですが、洗剤の節約そしてゴシゴシする必要がなく、洗剤で地球を汚すこともない。お財布にも地球にもとってもエコ。我が家では玉ねぎの皮を捨てないで、ストックして日々のクリーナーとして使っています。

玉ねぎの有効成分は硫化アリルとケルセチンです。玉ねぎの辛みと香りの素でもあり、血栓の生成予防や解毒殺菌作用を助けてくれます。スライスした玉ねぎは空気に10分以上晒すと有効成分がより効果を発揮するのは有名ですが、人体だけでなく油汚れまで落としてくれる…どんだけ～！

さらに、玉ねぎの皮を洗って5分ほど煮出すと玉ねぎの皮茶ができます。皮茶はケルセチンというポリフェノールが豊富で、悪玉コレステロールを減少させる大人にとって嬉し泣きする効果があるのですが、実は、私飲んだ事がないのです。

なぜでしょう…。目の前に出されたら飲むかもしれませんが。それにしても血栓を予防し、フライパンも洗えてお茶にまでなってくれる、玉ねぎ。優秀すぎますぞ！

 きなこ