夏休み自由研究①「カラフル焼きそば」の作り方

夏休み自由研究①「カラフル焼きそば」の作り方

今日は、夏休み自由研究シリーズ第1弾「カラフル焼きそば」の作り方をご紹介します。

材料(1人分)

中華めん…1玉(※かんすいを含む)
紫キャベツ…100g
水…100mL
レモン汁…適量
ウスターソースの素…1/2袋
好きな具材(豚ばら肉やにんじん、もやし、ピーマンなどの野菜)…適量

作り方

1. 紫キャベツを食べやすい大きさに切る。
2. フライパンに紫キャベツと水を入れてゆで汁が紫色になるまで炒める。
3. 紫キャベツを取り出し、ゆで汁で中華めんを炒める。

4. 麺が青色になったら取り出す。

5. 好きな具材を炒めて、ウスターソースの素で味付けする。
6. 4の麺を3等分に分けて、1つはレモン汁を、もう1つはウスターソースの素をかける。

今回は、食べ物に含まれる性質を利用してカラフル焼きそばを作りました。その性質とは「アルカリ性」「中性」「酸性」の性質です。

紫キャベツにはアントシアニンという色素成分が含まれています。アルカリ性のものを混ぜると青色に、中性のものを混ぜると紫色に、酸性のものを混ぜると赤色に変わります。

かんすいはアルカリ性です。紫キャベツのゆで汁とまざり、麺が青色になりました。レモン汁は酸性。レモン汁をかけることでピンク色になりました。ウスターソースは弱酸性。レモン汁ほど酸性が強くないので中和されてふつうの焼きそばの色になりました。

茶色の麺はウスターソースの素で味付けしているので味は普通の焼きそばと変わりません。青色の麺は味なし。ピンクはちょっぴりレモン風味。食べる時はウスターソースで味付けした具材と一緒に食べるのがおすすめです。

ちなみに、筆者ゆめの家では小学1年生の女の子にこのお弁当を持たせたら大喜びでした。青とピンクの麺は可愛くてもったいないから最後に残して、具材と茶色の麺だけ先に食べたそう。青とピンクはただの麺の味がしておいしかったと言っていました(笑)。また持って行きたいと言っています。

自由研究をする時のポイント

・実験する前に何色に変わるのか予想してみよう。
・紫キャベツのように色素を含む食材があるか調べてみよう。
・作ってみたカラフル焼きそばの味を確認してみよう。どんな味がするかな。
・ピンク、青、茶色、それ以外の色は作れるか試してみよう。

夏休み自由研究にも使える「カラフル焼きそば」。ぜひ、みなさんもやってみてね。

ゆめ ゆめ

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紫キャベツで色水づくり

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