シュワシュワ爽やか炭酸フルーツ

シュワシュワ爽やか炭酸フルーツ

今回は、お手軽、楽しんで、食べて、自由研究にもできちゃう、という炭酸フルーツ作りです。

準備するのはコチラ「お好みのフルーツ、炭酸水、ジッパー付きの袋」

では作ります。

袋にフルーツを入れて、炭酸水を注ぎます。今回は、いちご、スイカ、りんご、ぶどう、キウイでチャレンジです。なるべく空気を抜いて袋を閉じます(袋の口を閉じ、端を少しあけてストローを入れ、空気を吸い出すと炭酸水をこぼしにくいです)。

そして、冷蔵庫で4〜5時間寝かせたら完成です。簡単!

冷やしている間に、まとめの準備として「どんな味になりそうかな?」などの予想や、ここまでやった所の感想を話して、メモしておくと後でまとめやすくなりますよ。

お楽しみの実食です。

冷蔵庫から出してみると、空気をしっかり抜いたはずなのに、袋が気体で膨らんでいます。これは炭酸水に入っていた二酸化炭素が出たからです。子どもは「炭酸を飲むとゲップが出るのは、お腹の中がこうなっているからなのかな〜」と、見えない体内の世界に思いをめぐらせていました。

さて、お皿に盛ってみると、見た目は変化ありませんね。味は……、おっ確かにどれもシュワっとします。シュワシュワのフルーツを作るという点では全品目成功です。が、気になる美味しさには優劣が……。

おいしさNo.1は、丸のままのいちご!いちごにもともと甘みと酸味があるので、シュワっと炭酸の爽やかさが加わっていても違和感なく楽しめます。

おいしさNo.2は、ぶどう。こちらも果実の甘みがしっかり感じられつつ、炭酸のシュワシュワも楽しめる組み合わせでした。シャインマスカットのような粒の大きな品種ならもっと炭酸と果実の甘みが感じやすいかもしれない、とも思いました。

残るは、カットいちご・りんご・スイカ・キウイです。

まとめて言いますと、
・及第点 → カットいちご・りんご・キウイ
・× → スイカ
でした〜。

イマイチだったものの共通点は、ずばり「カット済みの状態で浸けていた」です。カットされたために、果物の甘みや味が炭酸水に出てしまい、水っぽくなってしまったのだと思います。甘い炭酸水で作って、炭酸水ごと楽しむとか、甘みのかなり強い缶詰のフルーツなら、カットフルーツでも美味しいだろうと思いますが、それだとただのフルーツポンチですよね。

さて、炭酸が果物に入る理由ですが、浸透圧が関係しています。高学年の自由研究でまとめるなら、このことを調べて盛り込めるといいですね。自由研究としてまとめなくても、子どもや家族が単純に食べて盛り上がったり、果物や二酸化炭素やゲップなど、色々な話をするきっかけにしたりすることができるので、是非お時間あるときに試してみてください。

しお しお

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夏休み自由研究②「溶けない(?)アイス」の作り方

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