第3回 N’s KITCHEN お弁当コンテスト 入賞作品発表
総応募数222点
たくさんのご応募ありがとうございました
第3回目となった今回は「からだとあたまが喜ぶお弁当おかず」をテーマとして、「魚部門」「くるみ部門」の2部門を実施いたしました。
小中高校生のお子さまのお弁当づくりをされている全国各地の保護者様から、222点もの作品が寄せられました。編集部一同、心より感謝申し上げます。また、協賛いただきました、カリフォルニア くるみ協会、ヤマキ、シモジマ、ティファールの企業の皆さまにも心より御礼申し上げます。
審査は、ご応募いただいたすべてのおかず写真、レシピ、こだわりと工夫の3つの点から総合的に見て、賞を決定しました。今すぐにでも作ってみたいと思うような、美味しそうな作品がたくさん寄せられ、審査するのが難しかったです。 受賞された皆さま、本当におめでとうございます!!
特別審査員賞1作品の発表です。特別審査員の永井美奈子さんのコメントとともにご紹介します。
特別審査員 永井美奈子賞 愛知県 yottaさん
まぐろのたたきの春巻き
材料 4本分
まぐろのたたき(ネギトロ用のまぐろ)…50g
白だし…小さじ1
青じそ…4枚
春巻きの皮…1枚(または、しゅうまいの皮…4枚・餃子の皮…大判4枚※)
※しゅうまいの皮は切らずに使えます。形は違いますが餃子の皮の大判サイズも使えます。
作り方
① まぐろのたたきに白だしを混ぜる。
② 春巻きの皮をハサミで十字に切り、1/4枚の大きさにする。
③ 春巻きの皮を角が手前になるように置く。青じそを裏側が上に向くようにのせる。
④ ③に①を細くのせて包む。水で小麦粉を溶いたもので端をのり付けする。
⑤ フライパンに1cmほど油を入れ、④を揚げる。
工夫やこだわりポイント
高校2年生の次男のお弁当は彼の希望で塩むすび3つですが、この夏から条件付きでおかずの許可が出ました!条件は「匂いが出ない」「汁が出ない」の2つです。前日の手巻き寿司のネギトロの残りと青じそ、冷蔵庫に残りがちな春巻きの皮を使い、次の日のお弁当用に春巻きを作りました。味は白だしのみ、包丁を使わずに15分程で作れます。青じそを入れることで、味だけでなくお弁当に少し緑色の彩りが加わります。そして、皮で包み揚げることで、条件を2つ共クリアできます。白だしを使って臭みもなく、柔らかく、息子たちに好評でした。
永井美奈子さん
お弁当を作り続けて23年。朝起きてまず考えるのは「冷蔵庫に何が残っていたっけ?」という事。このお弁当は「ちょっと残りがち」な手巻き寿司の「ネギトロ」と「春巻きの皮」を上手に使って色鮮やかで美味しそう。しかも揚げ物だから持ちも良い、良いところだらけで直ぐに作りたくなりました。