「おうち野菜」シリーズ、育ててみました⑤ ミニトマト編

「おうち野菜」シリーズ、育ててみました⑤  ミニトマト編

みなさん、こんにちは。2024年5月から株式会社サカタのタネのご協力のもと、N’s KITCHEN編集部メンバーで家庭菜園を行い「育ててみました」コラムをお届けしました。楽しんでいただけたでしょうか。

5月から育てた振り返りを担当メンバーごとにまとめました。ぜひご家庭で育てる時の参考にしてください。まずは「ミニトマト」の振り返りからお届けします。


サカタのタネ「おうち野菜」
家庭菜園で育てやすい野菜を集めたシリーズです。「おうち野菜を通して野菜を作る喜び、成功体験を」という想いのもと、育てやすい・味が良い・サポート充実、と初心者でも取り組みやすいものになっています。

参考文献:サカタのタネ「おうち野菜」ホームページ(https://www.sakataseed.co.jp/special/ouchiyasai/
※「おうち野菜®」「とってもアイコ®」「くろぷり®」「満天®」「ぱぷりーな®」は 株式会社サカタのタネの登録商標です。


5月 栽培スタート

植え付け・支柱の設置

5月初旬に苗を植え、すぐに咲いた小さな黄色い花に癒されながら栽培スタート。とってもアイコは「アイコさま」、キャロルツリーは「キャロルさん」と名前を付けて育てることにしました。10日ほど経つと背丈がどんどん伸び、茎を支えるための支柱が必要になりました。

実が付き始めるのもあっという間で、支柱や防鳥対策も苗から育てる時は最初からしておく方が良さそうだと思います。花が咲いたら、受粉のお手伝いになるように少し揺らしたりしました。それから、一番大切な水やりですが、水やりは『朝』しないとダメなのです。(理由は「おうち野菜」シリーズ育ててみました①を見てね。)

あとは何より、プランターの大きさと深さ(今回は10号サイズ・325×H280mm)。成功のカギを握っていると言ってもいいと思います。この時期に芽かきをしておくのも忘れずに。芽かきの方法は次の「6月 収穫スタート」を見てください。

ポイント

・プランターは大きいもの、深さのあるものを準備する
・水やりは朝にする
・枝が伸びてきたら芽かきをする

6月 収穫スタート

芽かき・肥料・防鳥対策
【収穫数】とってもアイコ 0個、キャロルツリー 1個
※収穫数はそれぞれ3苗から収穫した実の合計です。

実は緑色の期間が長く、赤くなるのが待ち遠しかったです。実が成ってから2~3週間かけて赤色になります。家庭で子どもと一緒に育てたら、「今日は赤くなっているかな?」と観察するのが毎日の日課になるのは確実!

6月11日、サカタのタネの方が様子を見に来てくださり、1本立てと芽かきについて教えてもらいました。トマトは1本立てで育てるのがおすすめ。1本立てとは、主となる枝を1本にすることです。そして、芽かきは、主茎と葉のつく枝の間から出てくる小さな芽(わき芽)を取ることです。
参考文献:サカタのタネ 便利な用語集「わき芽」とは?(https://www.sakataseed.co.jp/glossary/term000156/

芽かきをちゃんとしないと栄養が分散してしまい実ができません。芽かきをしていなかったので不要な枝で全体にぼーぼーになってしまっていました。放っておくと普通に枝になって花もつけていきます。たくさん実ができるから嬉しい!と思ってしまいそうですが、多すぎると栄養が分散して実が育ちません。芽かきはとても大切な作業です。

そして、実ができたら、2週間ごとに肥料やりスタート。サカタのタネからいただいた肥料をティースプーン2杯ずつあげていきます。6月下旬には少しずつトマトは赤くなってきました。赤いトマトは目立つのかカラスに狙われてしまったので、防鳥対策も行いました。

ポイント

・1本立てで育てる
・実ができたら2週間ごとに肥料をあげる

7月・8月 収穫シーズン

芽かき・肥料・土追加
【収穫数】とってもアイコ 100個、キャロルツリー 74個

7月から8月中旬頃までは収穫シーズン。たくさん収穫できました。2024年は猛暑で日当たりのいいところで育てていることもあり朝でも水やりが大変でした。7月は数日ごとに収穫できる実があって嬉しかったし、会社で育てていたので社内の人が様子を見に来てくれて菜園場所がコミュニケ―ションの場にもなりました。

会社がお休みのお盆休みの期間は、水やりを欠かしてしまいました。トマトが枯れかけの中、お盆明けの水やりで一気に水を吸収したからかその後で収穫した実が割れてしまったものもあり、ミニトマトたちに可哀そうなことをしてしまいました。。ごめんね。

9月 終了

【収穫数合計】とってもアイコ 100個キャロルツリー 75個

担当メンバーの感想

2024年夏、酷暑の中でよく頑張ってくれました。洗ってそのまま食べられるので、育てる楽しさを感じながら、命を大切にいただく、と食育にも良さそうです。名前をつけて育てて愛着もわいた分、とってもおいしくいただけました。

苗を植えてから3か月ほど栽培を楽しめますよ。手軽に始められて初心者でも育てやすいので、ぜひトマト栽培を楽しんでください!(節約にもなりそうです…!)


N’s KITCHEN編集部は、農林水産省「野菜を食べようプロジェクト」の野菜サポーターとして活動しています。野菜を、小学校高学年以上は1日あたり350g以上、小学校低中学年は300g以上食べてもらうことを目指し、情報発信、レシピ提案を行っています。

農林水産省「野菜を食べようプロジェクト」ロゴ

参考文献:農林水産省「野菜を食べようプロジェクト」ホームページ(https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai/2ibent.html

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