お弁当にもおやつにも。ミニトマト「アイコ」の魅力①

トマトやミニトマトには、子どもの成長や免疫強化に欠かせないビタミンC、強い抗酸化作用があるリコピンが含まれていて、お弁当のいろどりとしても最適です。普段の食生活に欠かせない野菜だと感じている方も多いと思います。一方で、酸味や食感が苦手だという声もよく耳にします。そのような苦手意識を持っている方でも食べられるミニトマトとして開発されたのが、株式会社サカタのタネのミニトマト「アイコ」です。今回は、株式会社サカタのタネ 野菜統括部 露木朋亮さんにその特徴をお伺いします。
2024年11月取材・文N’s KITCHEN編集部
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プラム型の甘いミニトマト「アイコ」

Q. ミニトマト「アイコ」はいつ開発されたのですか?
ミニトマト「アイコ」は、2004年に誕生しました。今では多くのスーパーマーケットで扱われているので、みなさんも一度は手にとったことがあるのではないでしょうか。アイコはプラム型と呼ばれる細長い楕円形をしています。欧米で人気だったプラム型のトマトを日本でも普及させたいという想いから開発を始めました。
また、日本では欧米とは違って調理、加工よりも生食が主流です。そのため、生食でもおいしく食べられることを特に意識して開発しました。アイコという名称は、日本人に広く愛されたいという想いから、和風の名前を意識してつけました。
Q. アイコは何種類あるのですか?
アイコ(レッド、イエロー、オレンジ、チョコ)、プリンセスアイコ、とってもアイコの3種類です。産地によってはオリジナルの出荷ブランド名がつけられているものもあります。




Q. アイコには他のトマトと比べてどのような特徴がありますか?
次のような特徴があります。分析データもご参照ください。
リコピンが他の品種の約2倍
強い抗酸化作用のあるリコピンが、他の品種の約2倍と豊富に含まれていますので、免疫力の低下防止に役立ちます。また、日焼け後の肌の回復効果もあります。
※抗酸化作用とは、体内の「活性酸素」の発生を抑え、取り除く作用のことです。活性酸素とは、呼吸によって体内に取り込まれた酸素が通常より活性化されたもので、増え過ぎると細胞を傷つけて老化や免疫機能の低下の要因となります。活性酸素が増える原因としては紫外線、ストレス、 激しい運動などが挙げられます。
酸味が少なくて糖度が高い
酸味が少なく糖度が高いため、一般的なミニトマトよりも甘さが際立ちます。野菜が苦手な人や子どもにも好まれやすいです。加熱しても甘さは変わりません。
転がりにくい!?細長いプラム形
プラム型のミニトマトは、球形に近いミニトマトと比べると、転がりにくいです。粒のサイズも一般的なミニトマトより少し大きく、また肉厚なので食べ応えがあります。ヘタと実の接続部分が小さいのも特徴の一つです。

食べるときに果汁が飛び散りにくい
皮がしっかりしていて果肉が厚く、またゼリー分が少ないため、食べる時に果汁が飛び散りにくいという特徴があります。
加熱しても形がくずれにくい
皮がしっかりしているので、加熱しても形が崩れにくいのも特徴です。
家庭菜園でも育てやすい
アイコは病気に強い品種です。また、皮が厚いので育てる時に実が割れにくいです。収穫量が多いという特徴もあります。

Q. おすすめの食べ方はありますか?
夏場は水分補給にも適していますので、ヘタを取って洗って水分をふき、冷蔵庫に常備していただくことをお勧めします。そのままサクッとつまめますので、お子さまの夏のおやつにいかがでしょうか。アイスクリームの代わりにアイコ、おすすめです。また、アイコに多く含まれているリコピンは、免疫力の低下を防ぎ、日焼け後のお肌の回復にも効果があります。朝、昼、夕と毎食食べていただくのがおすすめです。朝アイコ、お弁当アイコ、おやつアイコ、夕食アイコ、寝る前のおやすみアイコ、合わせて5回の「毎日ご”アイコ”」なんていかがでしょう。
加熱調理もおすすめです。グリルで串焼きにするとおいしいですよ。アイコは煮込むとうまみが引き出されるので、トマトカレーもおすすめです。トマトピューレの代わりにアイコをたくさんいれた無水トマトカレーは絶品です。たくさん収穫できた時にぜひつくってみてください。
Q. 年中スーパーで手に入りますが、夏と冬で栄養の違いはないのですか?
栄養面で大きな違いはありません。10~6月は愛知県や熊本、和歌山、夏は北海道というように、時期によって産地が異なります。
今回露木さんに伺ったお話は、知らなかったことが多く、日常的にアイコを食べている私たちもアイコの新しい魅力を知ることができました。みなさまも日々の食卓に、また、お弁当に、ぜひ活用してみてくださいね。
アイコフォトコンテストのお知らせ
2025年4月1日より「アイコ」お弁当フォトコンテストが開催されます。サカタのタネInstagram公式アカウントをフォローし「#アイコ20周年弁当」のタグをつけて「アイコ」を使ったお弁当の写真を投稿するだけです。入賞すると豪華賞品がもらえますのでぜひご参加ください。詳しくはコンテストサイトをご覧ください。
「アイコ」お弁当フォトコンテスト
参考文献:株式会社サカタのタネホームページ(https://corporate.sakataseed.co.jp/)