脳の働きと噛む力の密接な関係

脳の働きと噛む力の密接な関係

みなさんは、食事の時、よく噛んで食べていますか?よく噛んで食べることは、消化を助け、栄養の吸収がよくなるだけではなく、脳の働きをよくするといわれています。また、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)のすべてを同時に働かせるので、よく噛んで食べる方が美味しさを感じやすくなります。

反対に、やわらかいものばかりを食べたり、あまり噛まずに飲み込んだりしていると、口の中の機能が衰えてしまい、高齢者では認知症や寝たきりのリスクが高くなったり、若い人でも歯並びの乱れやIQの低下、滑舌が悪くなるなど、いろいろな問題が出てくるそうです。

では噛む力を鍛えるには、どうすればよいのでしょうか。やわらかい食材は少し大きめに切り、野菜は食感や歯ごたえを残し少し硬めに仕上げるなど、調理の際、咀嚼を促すような工夫を取り入れると、自然に噛む力がついてきます。脳の働きや健康に良い青魚も、煮魚や焼き魚、刺身、フライなど、調理法で食感や噛みごたえがかわってくるので、いろいろな食材を、いろいろな調理法で味わうことが大切です。

食材や調理法によって食感が異なることを体験することは、五感を刺激することにつながります。五感と脳は密接な関係にあり、脳が疲れていると五感が鈍くなります。逆に五感が鈍ることで脳の疲れを引き起こしやすくなるなど、脳の疲れにも影響します。仕事が忙しくなると味の濃いものや刺激の強いものが食べたくなるのはこのためです。しかし、味の濃いものや刺激の強いものは、体に負担がかかるため、余計に疲れを感じやすくなってしまい逆効果です。そんな時こそ、よく噛み、味わって食べるような食事を心がけることが大切です。

疲れた時には最近話題の『GABA(ギャバ)』という成分も有効です。GABAは食材の旨み成分(アミノ酸の一種)で、緊張やストレスなどをやわらげる働きがあります。チョコレート、トマトや玄米などに多く含まれますので、疲れたなと感じたら、食事に取り入れる事をお勧めします。

※このコラムは、株式会社SL Creationsの秋山里実さんにご寄稿いただきました。

秋山里実さんプロフィール

管理栄養士、NRサプリメントアドバイザー、フードコーディネーター(イベントメディア)1級
腎臓疾患や透析医療を中心とする療養型の病院と、心筋梗塞や糖尿病など急性期医療を行う病院で、治療食の献立作成や栄養ケアに従事。その他、小学校給食や高齢者福祉施設、クリニックでの経験を経て、現在、株式会社SL Creations 健康サポート推進課で、食を見直し体の中から健康力を高める様々な企画の提案を行う。

株式会社SL Creations

冷凍食品を中心に美味しさと安全性にこだわり続けてきた食品宅配サービスのSL Creationsです。
1970年の創業以来、私たちは、「どこよりも安心・安全」そして「どこよりも美味しい」食品の開発・販売にこだわり続けてきました。1996年には業界に先がけ、商品製造時に化学的合成添加物を一切使用しないという「安全宣言」を発表、遺伝子組換え作物を使用しないなど、厳しい自社基準をクリアした商品のみ提供しています。
株式会社SL Creationsウェブサイト

カテゴリ
タグ
  • からだとあたまに良いお弁当レシピN's KITCHENをtwitterで送る
  • からだとあたまに良いお弁当レシピN's KITCHENをLINEで送る
  • からだとあたまに良いお弁当レシピN's KITCHENをfacebookで送る