レタスの切り口が赤くなるのはなぜ?

レタスの切り口が赤くなるのはなぜ?

レタスを保存していると、早いと翌日、数日後には切り口が赤くなったこと、みなさんありますよね!?この赤くなってしまった切り口、食べる時には薄く切り取ったり、手でちぎっている方も多いのでは?なんだか体に悪そう…でもこの赤くなった部分の正体を知っている方は少ないのではないでしょうか?

レタスの切り口が赤くなるのはなぜでしょう?

1. レタスを切ったことでレタスの血がでてしまったから

2. レタスに含まれているポリフェノールが酸化して赤色になったから

3. 空気に触れて傷むのが早まりレタスの葉の断面が腐ってしまったから

答えは2「レタスに含まれているポリフェノールが酸化して赤色になったから」です。

レタスの切り口が赤くなるのは、レタスに含まれるポリフェノールが空気に触れて酸化し変化したためです。一見すると、傷んでしまったように見えて敬遠しがちですが、実は食べても問題がないのです。

ポリフェノールとは、ほとんどの植物が持っている苦みや色素の成分です。抗酸化作用が強く、動脈硬化や生活習慣病の予防に役立つと言われています。赤ワインやコーヒー、緑茶に多く含まれていますので、レタスの切り口が赤くなっていてもそのまま食べて問題ありません。気になる方は、赤みを抑えることができる工夫をご紹介しますので試してみてください。

レタスの切り口が赤くなりにくくするための工夫

繊維に沿って切る

繊維を断つように切ると細胞を壊してしまい赤みが出やすくなるので繊維に沿うように切りましょう。

少量の食塩(酢)を入れた水で洗ってラップして保存する

少量の食塩(酢)を入れた水で洗うことで酵素の働きを抑え、ラップをして保存することで酸化を防ぎます。洗ったレタスの水けをとりペーパータオルなどで包んで保存するのもいいですね。

なるべく早く食べる

レタスの保存期間は、半分に切ってあるものは1週間、丸いままのものは1~2週間程度です。生鮮食品ですので、なるべく新鮮なうちに早めに食べましょう。

ゆめ ゆめ

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