焼き鳥のハツや砂肝ってどこの部位?
焼き鳥屋さんに行くと、ももやつくねなどのお馴染みの串以外にも、ハツや砂肝などスーパーの精肉売り場ではお目にかかりにくい部位の串もありますね。では次の5つはそれぞれどこの部位なのか、分かりますか?1番から順番に、だんだん難易度が高くなっていきますよ。
1. レバー
2. ハツ
3. 砂肝
4. ぼんじり
5. せせり
全部さらっと分かる貴方は焼き鳥ツウですね。では、答え合わせです。
レバー
肝臓。こちらはスーパーのお惣菜などでもお見かけすることがあります。こっくりとした食感で、甘いタレがよく合います。ビタミンAを多く含んでいます。
ハツ
心臓。英語で心臓を意味する「HEARTS」から名づけられたとされています。心臓と聞くと、何かの成分がぎゅっとつまってコテコテ味かと思いきや、クセ少なめで程よいプリプリ食感が楽しめます。
砂肝
胃の一部。砂肝の「砂」が気になったかたもいらっしゃるのでは?これは鳥がエサと一緒に飲み込んだ砂がたまっている臓器だからです。飲み込んだエサがこの砂や小石によってすりつぶされ、消化されます(もちろん、焼き鳥になる前に、きれいに処理されるので、焼き鳥として食べる時には砂の心配はいりません)。筋肉が多い部位なので、コリっとした食感です。
ぼんじり
お尻の骨の近くの肉。鳥の尻尾がひな祭りのぼんぼりに似ているということから名前がついたとされています。また、三角形に近い形の肉なので、「さんかく」と呼ばれることもあります。ここは脂がのって、ジューシーな味が楽しめます。
せせり
首の肉。鳥はけっこう首を動かすので、筋肉質で弾力があり、うまみ成分が強い部位です。関西では「ほじる」ことを「せせる」と言い、骨から肉をほじりとることを「せせりとる」と言ったことが名前の由来とされています。
いかがでしたでしょうか。
名前の由来まで知ると、どんな味わいの肉だったか思い出しやすくなるものもありますね。(由来については、いずれも所説あります。)焼き鳥が焼けるまでの間に、家族や友達と雑学を披露して楽しんでみて下さい。
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