クリスマスのごちそう〇〇〇は世界共通?!
もうすぐクリスマス。
街にはクリスマスのイルミネーションが飾られ、あちこちからクリスマスソングが流れてきて、この時期は子どもに限らず大人もみんなワクワクしますね。
クリスマスディナーのメインと言えば、七面鳥の丸焼きが代表的ではないでしょうか。
どうしてクリスマスには七面鳥が定番料理になったのか知っていますか?
1. 当時は七面鳥が高級食材で一番のごちそうだったから
2. 当時は七面鳥が手に入りやすかったから
3. 感謝の気持ちを伝えるため
正解は、3「感謝の気持ちを伝えるため」
歴史は17世紀までさかのぼります。ヨーロッパからアメリカへ向かった移住民たちが、現地で飢えをしのぐために捕まえて食べたのが、七面鳥だったそうです。そして、現地人のインディアンからも七面鳥が与えられ、移住民たちは飢え死にせずに済んだ、とのこと。それ以来、七面鳥は感謝の気持ちを伝える象徴としてお祝いの席に欠かせない料理となり、クリスマスだけでなく、感謝祭や結婚式などお祝いの場では用意されるようになったようです。
この習慣がヨーロッパへ伝わり、クリスマスのメニューとして定着し世界中へ広まったと言われていますが、クリスマスに七面鳥を食べるのは、どうやら世界共通ではないようです。それでは、他の国のクリスマスのごちそうもご紹介します。
豚の丸焼き / フィリピン
クリスマスで食べるごちそうは、七面鳥やチキンではなく、豚の丸焼き(レチョン)が主流だそうです。 びっくりですよね。フィリピンのクリスマスでは欠かせないごちそうで、あっという間になくなってしまうそうです。
鯉のフライ / ポーランド など
カトリックが国教のポーランドでは、クリスマスの前夜はお肉料理を食べることを禁止されているそうで、クリスマスには鯉(こい)のフライをごちそうとして食べます。また、クリスマスイブのディナーは、カトリック教の12使徒にちなんで12品の料理を用意するのが伝統のようです。
世界のクリスマス食事情、おもしろいですね。みなさま、ステキなクリスマスをお過ごしください♪
さゆ