お正月に祝箸を使うのはなぜ?
今日は、お正月のお話です。お正月に祝箸(いわいばし)を使うことを知っていますか?お正月以外のお祝い時にも使われるのですが、祝箸は両方の先が細くなっています。

なぜ両方の先が細くなっているのでしょう?
1. おせち料理を自分で食べる時と他の人に取り分ける時で使い分けられるから
2. 着物を着ているので、お箸も恰好いい形にしたかったから
3. 片方は自分(人間)、もう一方は神様が食べられるようにするから
正解は3「片方は自分(人間)、もう一方は神様が食べられるようにするから」です。
自分が食べる時に、もう一方の細くなっているお箸で神様が同じものを食べていると考えられていました。お正月であれば、「新年を無事に迎えることができてありがとうございます」という感謝の気持ちを、祝箸を使って神様に伝えるのです。

ちなみに、祝箸は24cmと決まっています。縁起のいい数字「8」(末広がり)から八寸=24cmの長さになりました。(余談ですが、一寸は約3cmなので一寸法師は3cmの身長だったのですね!)
そして、この祝箸ですが、昔は元旦から松の内(1月7日まで)まで同じお箸を使っていました。そして、神様と一緒に使ったお箸なので、使い終わったものは小正月(1月15日)に神社で行われるどんと焼きにお正月飾りと一緒に出しました。
今は衛生面から同じお箸を使い続けるのは……というご家庭も多いと思いますので、お正月の最初の食事だけ祝箸を使い、その後は神様に「今年も1年よろしくお願いします」と白い紙に包んで感謝しながら自宅で捨てることになるかと思います。
祝箸の持つ意味や込められた思いを知って、ぜひ周りの人にも教えてあげてくださいね。
ゆめ

