お弁当エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」

お弁当エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」

小学校から、中学校から、高校から、それとも、幼稚園からずっと?

お住まいの地域やお通いの学校によって違うとは思いますが、子育てをしていると、子どものために毎日お弁当をつくるという時期があると思います。
N’s KITCHEN(エヌズキッチン)編集部の中でも、まさに今、毎日お弁当をつくっているメンバーがいます。

「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」の著者、渡辺俊美さんも、息子さんが高校に入学したことをきっかけに、毎日のお弁当づくりがスタートします。息子さんが通う高校では、昼食を、学食やコンビニなどで買って食べることもできたそうですが、息子さんから「コンビニの弁当より、パパが作ったほうがおいしいから(つくってほしい)」という希望があったというエピソードから、渡辺さんがもともと料理がお上手な方だということがわかりますが、お弁当にはまた別のコツがあるようで、本書には、渡辺さんのお弁当作りにおける色々な試行錯誤が、おいしそうなお弁当の写真とともにつづられています。忙しい朝の準備の進め方、食材の保存方法、味付け、使われている道具など、お弁当づくりについて参考になることばかりです。

私が特に面白いと思ったのは、ミュージシャンというお仕事柄(TOKYO No.1 SOUL SETのボーカル& ギタリストをされています)、ライブで地方に行かれることが多い渡辺さんが、それぞれの土地の名物や美味しい味をお弁当に入れたり、お店で食べたおいしい味を研究し、味付けに取り入れたりされている点です。料理上手な方って、普段から味のアンテナがすごいんだなあと思いましたし、息子さんの味の好みもよく把握されていると感じました。

お弁当ってつい普段の食事と分けて考えてしまいがちですが、実は普段の食事の延長ですし、子どもにもそれぞれ味の好みがあるので、普段一緒に食事をしている人に作ってもらうお弁当が、実は一番おいしいのかもしれないなあ。そんなことも感じました。

お弁当づくりをされている方、また、これからお弁当づくりが始まるという方に、ぜひ一度読んでいただきたい1冊です。

こちらのエッセイは映画化され(「461個のおべんとう」井ノ原快彦さん、道枝俊祐さんが親子役でご出演)そのノベライズ版も発行されています。ご興味のある方は、そちらもぜひお読みください(文:たび)。

◆今回ご紹介した書籍◆

461個の弁当は、親父と息子の男の約束。


書籍名:「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」
著者:渡辺 俊美
発行:マガジンハウス

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