全国の包丁を砥ぐ少年 河本陽向くん × N’s KITCHEN #3-1

<strong>全国の包丁を砥ぐ少年 河本陽向くん × N’s KITCHEN #3-1</strong>

昨春からSNSで「無償で砥ぎます!」と包丁砥ぎの依頼を受け始め、今や北は北海道、南は沖縄まで、全国から続々と依頼が入るように…

そんな、新聞やニュース、テレビ番組でも取り上げられるようになった話題の少年、河本陽向くんをご存じですか?

左:お母さま 奈緒さん 右:河本陽向くん 

お料理をする上で、欠かせない包丁。その包丁砥ぎに、まだ小学生の男の子が職人として大活躍しているニュースを知り、「ぜひともご本人と話しがしたい」と思い、取材を申し込みました。(本当は陽向くんに直接お会いしたかったのですが、コロナ禍で訪問は諦め、オンラインの取材に☆)

どんな男の子なんだろう?とドキドキしながら取材をしたら…それはそれは、包丁砥ぎへの熱い思いが溢れる、笑顔がステキな少年でした!

2020年12月某日 小学校が終わった放課後に、取材をしました。

河本陽向くん(神戸在住、取材当時小学6年生12歳)

包丁砥ぎを始めたきっかけは何でしたか

2019年3月から1年間、長野県泰阜村に山村留学に行きました。そこで初めて、包丁砥ぎを教えてもらいました。
長野から帰ってきてコロナ禍で、友人と遊ぶ事も叶わず学校も行かないということで暇だったから、包丁砥ぎを始めました。笑
お母さんの包丁を砥いだら、「切れ味が良くなった」と、ものすごぉーく喜んでくれて、それが嬉しくうれしくて、こんなに喜んでくれるなら 「他の人のも砥ぎたい!」と思い、近所の方の包丁を砥がせてもらったのが最初です。

包丁砥ぎの依頼を受けて、うれしかったエピソードがあれば聞かせてください

いっぱいありすぎます!!よろこんでくれたら本当にうれしくて「砥がせていただき、ありがとうございまーす!!」と思っています。

日本に住む外国の方からも依頼をいただくのですが、自宅に招いていただき砥ぎパーティーを開いてくれました。
何ヵ国の人がきたのか。。。ものすごくたくさんの外国の方の包丁を砥がせてもらいました。いろんな国で作られた包丁や、いろんな国の人に会えてものすごく楽しかったし、おもしろかったし、冒険家になるまえにこんなにたくさんの外国の人と一気に会えてうれしい!と思いました。

他にも、亡きお祖母さまの錆だらけの包丁の依頼が入ったこともあったそうです。「形見の包丁が使えるようになって、天国のお祖母さまも喜んでいるに違いない」と依頼主様が喜んでくださり、包丁砥ぎを通じ、縁つなぎの役目も感じたとのことです。

家族の反応はいかがですか

チャレンジを応援してくれています!!目標が達成できたり、難しい砥ぎが出来ると喜んでくれるし、弟が興味を持って磨きを手伝ってくれたり、お母さんは発送を手伝ってくれます。家族みんなで楽しんでいます。

陽向くんとお母さま、愛犬ムーニー

包丁砥ぎについて、今後の目標はありますか?

最初は100本目標を立てて、無理かも…と思いながらスタートしましたが、みなさんのおかげで達成できました。次に500本を目標にし、また今度は北海道から沖縄まで全国の方からの依頼のおかげで達成できました!
そして今は次の目標1,000本が 間もなく達成されそうです。
1,000本達成したら、僕から出向いて全国に包丁を砥ぎに行きたいです!!

将来の夢は何ですか

冒険家。世界中の人の刃物を砥ぎながら周ります。

N’s KITCHEN(エヌズキッチン)編集部より
陽向くん、忙しい中、たくさんのお話を聞かせていただいて、本当にありがとうございました。

なんと、この後2021年1月29日に目標の1,000本の包丁砥ぎを達成した、とご連絡をいただきました!やりたいことに満ち溢れ、目標をひとつずつ達成していく陽向くん。本当に本当におめでとう!きっと全国の依頼主様方も、私と同じように、この報告に感動していますね。

そしてその後、陽向くんは新たな目標を胸に、大きな一歩を進む決断をした、とのご報告もいただきました。私は、その報告を聞いて、陽向くんらしい決意と目標だなと、その目標に笑顔で向かう陽向くんの姿が目に浮かび、ワクワクしました。

次回のインタビュー後編で、「包丁砥ぎの手順とポイント」、そして「陽向くんの新たな目標」をご紹介させてください。

(文:さゆ)

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