素人がかなり放置でバケツ稲、どうなる?田植え編

素人がかなり放置でバケツ稲、どうなる?田植え編

5月下旬、ひょんなことから稲の苗をいただく機会があり、10年以上ぶり、2度目のバケツ稲に挑戦してみました。と言っても、タイトルの通り、お世話をだいぶさぼりがちに…。果たしてそんな適当な栽培で稲は実ったのでしょうか??

今回はその前編、田植え編です。

まずは土の準備です。準備がないところに予定外に苗をいただいたので、家にあった土で挑戦します。左の袋に入っているのが、赤玉土というコロコロした市販の土、バケツに入っているのが、もともとうちにあった畑スペースの土で、1対1くらいで混ぜました。超小規模ですが「田おこし」です。

水も入れてさらにかき混ぜます(写真)。よく混ざって土が耳たぶのようなやわらかさになったら表面を平らにならします。いわゆる「しろかき」ですね。

田の準備ができたら、いよいよ田植えです。3~4株ずつ、深さ5cmくらいを目安に、ぐにゅっと押し込んで植えます。遠慮がちに浅くしてしまうと倒れてしまうことがあるので、植えたあとで、しっかり立っているか観察するのがちょっとしたポイントだと思います。

はい、田植えできました~。大きくなれよ~。

と、このように田植えは何とか終えることができました!米作りを経験できる小学校や保育園・幼稚園などもあるようですが、そうでなければ、毎日のように食べる米がどのようにして出来ているのかなかなか目の当たりにする機会は少ないかもしれませんね。親子で挑戦すれば、主食である米について話す機会も増やせて、よい食育になりそうです。

今回は幼児と一緒に挑戦しましたが「田んぼの土は水が多くてぐにゅぐにゅだ」と思ってもらっただけでも意味があったかなと思っています。もっと大きくなってから「田は水もちのよい土地でつくる」とか「弥生時代には田んぼ用の水をめぐって争いがおきた」などと学ぶときに、田んぼには水がたくさん要るということを知っていれば、そうしたことがすんなりイメージしやすくなるからです。

また、「田おこし」「しろかき」「田植え」といった言葉は、小学校の社会科教科書で登場します。実体験があることだと、やっぱりイメージしやすいですよね。まぁ今回の田植えは、子どもがだいぶ幼いので10年後になど覚えていないかもしれませんが。

次回は、はやくも収穫編です。

水の入れ替えくらいはぼちぼちしていましたが、農家さんのようにこまめなお世話などせず基本的に放置だったので、途中経過が抜けております。そんな栽培でどれだけ収穫があったのか、お伝えいたします。

(文:しお)

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