「どよう」と「うし」と「うなぎ」の関係 その2

「どよう」と「うし」と「うなぎ」の関係 その2

前回に引き続き、今回は「土用の丑の日」になぜうなぎを食べるようになったのか、をお届けします。

土用は各季節の変わり目にあたるので、体調変化も起こりやすい時期。そこで旬のものを食べ、パワーをつけようとする習慣が生まれました。しかし、うなぎをたべるのは立秋直前の「夏の土用の丑の日」のみ。なぜ夏にうなぎを食べるようになったのか。その理由には諸説あるようです。

昔から夏の土用には「う」がつく食べ物と黒い食べ物が良いとされ、瓜や梅、うどん、うなぎ、しじみなどを食べていたそうです。夏は夏バテや食欲不振になりやすい季節。栄養があり、夏バテ防止にもなるうなぎを食べる風習が習慣化されたと言われています。

日本最古の歌集「万葉集」にも、暑い夏を乗り切るためにうなぎを食べる歌が詠まれており、夏の土用の丑の日にうなぎを食べる風習は、江戸時代からみられるそうです。

夏の土用は「う」がつく食べ物と黒い食べ物ですが、その他の季節にもそれぞれ食べると良いとされるものがあります。春の土用は「い」がつく食べ物と白い食べ物で、イワシやいちごなど。秋の土用は「た」のつく食べ物と青い食べ物で、大根やサンマなどの青魚。冬の土用は「ひ」のつく食べ物と赤い食べ物で、ヒラメやトマトだそうです。

その他には、江戸中期の学者、平賀源内の発案という説もあります。

夏にうなぎが売れず困っていたうなぎ屋に、土用の丑の日に「う」から始まる食べ物を食べると良いとされる言い伝えを利用し、【本日丑の日、丑の日にはうなぎ】といった内容の張り紙を貼ったところ、お店は大盛況。周りのうなぎ屋も真似をし始め全国に広まったという説です。

2022年の夏の土用の丑の日は、7月23日と8月4日のなんと2回。体調管理が難しい季節。栄養があり縁起物でもあるうなぎを食べて、この夏を乗り切ってくださいね。

(文:うた)

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