ゴーヤの苦みを和らげる方法
ゴーヤ(苦瓜)は、好きですか?
大人だとあの独特の苦みが好きという方はいますが、お子さまは苦みに抵抗のある方が多いのではないでしょうか。今回は、N’s KITCHENの「ひと手間くわえて ゴーヤ克服レシピ」レシピを作成の岩下美帆先生にゴーヤの苦みの抑え方を教えていただきました。
初チャレンジの方へ!ゴーヤの苦みを和らげる方法
スライスして塩をもみこむ
縦に半分に切り、スプーンでわたと種を軽くかき出して、薄くスライスしてから塩をもみこみます。水分を出してゴーヤに塩味をつけることで、苦みが和らぎます。厚さはお好みですが、薄いほうがより効果的です。水けを切ってこのまま調理に使ってもよいですし、2~3日であればこのまま冷蔵庫に入れて保管することもできます。
油でコーティングする
スライスして塩をもみこむ下ごしらえをしてから油でいためることで、ゴーヤ全体が油でコーティングされて苦みが和らぎます。脂の多い豚肉などと一緒に炒めたり、マヨネーズでコーティングするのも効果的です。
かつお節で和える
かつお節には、イノシン酸といううまみ成分が含まれています。塩と同じように、うまみ成分と一緒になることで、苦みが和らぎます。おひたしのようにスライスして塩でもみこんだものをかつお節で和えてもよいですし、お肉と炒めてからかつお節をまぶすと、さらに苦みが和らぎます。
揚げる
ゴーヤだけでなく、カボチャや茄子など、苦手な野菜の入り口に使える方法です。素揚げにしたり天ぷらやフライのように衣をつけて揚げたりすると、油でコーティングされるとともにかりっとした食感が加わって、食べやすくなります。
苦みを和らげる4つの方法は、どれもゴーヤの苦みが完全に消えるわけではありません。苦みがなくなったら、ゴーヤを食べる意味はなくなってしまうのではないですよね。ゴーヤの味の入り口として、受け入れられる苦みの程度にするための方法です。ぜひ、お試しくださいね。
編集部