ひし餅の3色に隠された意味は?

ひし餅の3色に隠された意味は?

もうすぐ桃の節句、ひな祭りですね。

節分が過ぎた頃から、お雛様を飾られるご家庭も多いのではないでしょうか。さて、お雛様のお供えの定番は、ひし餅の色とその順番、言えますか?

上から、ピンク、白、緑ですね。ひし餅の色とその順番には所説ありますが、今回はその一説をご紹介します。

一番上のピンクは桃の花

真ん中の白は雪

一番下の緑は、新緑

「雪の上には桃の花が咲き、雪の下には新芽が出ている」という、春の情景を表したものです。もうすぐ雪がとけてあたたかくなる喜びを表現しているのですね。

ちなみに、ひなあられも同じ3色ですが、こちらは、ひし餅を外で食べるために砕いてあられにした、という説があるそうです。

そして、なぜひし形のお餅を飾るのか?については、諸説あるようですが、以前は栄養価が高い「菱(ひし)」の実をお餅に入れていて、その菱の葉の形を模しているという説もあります。日本の食は、自然の色や形に深く関係しているのですね。

最近は3色のケーキやゼリーでできたお供えもありますね。おいしいお菓子とともに、楽しいひな祭りをお過ごしください。

たび たび

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