カリウムって摂取した方がいいの?よくないの?

「カリウム」という言葉は聞いたことがあると思いますが、具体的にはいったいどういうものなのなのでしょう。摂取した方がいいの?よくないの?
答えは、よいもの。
積極的に取ることを推奨する栄養素なのです。
血圧の低下や脳卒中の予防、骨密度の増加につながることが近年分かってきています。
さて、では普段の生活でより効率よくカリウムを取る方法を今日は2つ紹介します。
その1.みかんは薄皮ごと食べる!

カリウム含有量を1.1倍増やせます。
みかん1個(105g)の場合、果肉だけ:87.4mg→薄皮も一緒だと:97.8mg
その2.ジャガイモは皮付きで切らずにそのままゆでる!

皮をむいて一口大に切ってからゆでるとカリウムの残存率は54%→皮付きでそのままゆでると残存率は85%です。
もちろん火が通るまでのゆで時間は皮付きでゆでる方が+15分程度かかります。ただ、時々はまるっとゆでて調理に使うのもいいかもしれません。
ちなみに、ジャガイモのこのゆで方はビタミンCの減少率にも通じます。詳しくはまた?
※注意:腎機能が低下している人は医師の指示に従い摂取量の制限が必要になる場合があります。
(文:ゆめ)