体に優しいチョコレートの見分け方

体に優しいチョコレートの見分け方

バレンタインが近づいてデパートの地下が揺れる季節がやってきまました。

可愛いチョコレートがお店に並ぶとついつい手に取ってしまう筆者です。あれやこれや食べてみたいけれど、にきびや肌荒れが気になる…。だけど止められない。そんなチョコレート好きな方たちへ、体に優しいチョコレートの見分け方をご紹介します。

第1ポイント:原材料名の一番最初がカカオマスであること

お手元にチョコレートのパッケージがあれば、裏面をチェックです。

パッケージに記載してある原材料名

パッケージに表示されている原材料名は、原材料に占める重量の割合の多いものから順に表示されています。つまり、砂糖が最初に書かれているものはカカオマスより砂糖が多く含まれている。よって、上位にカカオマスと表示されているものを選ぶようにしましょう。チョコレートのカカオ以外の主な成分は何かというと、砂糖やミルク、植物性油脂です。これらが体にはあまり優しくないのです。

カカオの実

第2ポイント:植物油脂が含まれずカカオバター(またはココアバター)であること

カカオマスよりも砂糖が上位に表示されている場合でも、植物油脂が含まれずカカオバター(またはココアバター)が入っていると体に優しいといえます。カカオバターは、オレイン酸、パルチミン酸、ステアリン酸が主成分で、この中のオレイン酸は悪玉コレステロールの減少や血圧を下げてくれる不飽和脂肪酸です。(不飽和脂肪酸とは、脂肪の構成要素である脂肪酸のうち植物や魚の脂に多く含まれるもの。体内で合成できないため、摂取する必要がある必須脂肪酸はこれに含まれます。)

体に優しいカカオバターが含まれず植物油脂が入っている理由は、カカオバターが高価で植物油脂の方が安価であることからコストカットの様相が強い模様。また、この植物油脂が何から作られた油なのか原材料名からは判断できません。よって、カカオバターと明記してあるチョコレートの方が明らかに体に優しいと言ってよいと思います。(中にはカカオバターと植物油脂の両方が含まれているチョコレートもあります。)

ぜひ、購入する際に原材料をチェックして体に優しいチョコレートを見つけてください。

きなこ きなこ

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