日本の食と季節を知ろう
~渋谷教育学園幕張中学校入試問題より~
日本には四季があり、それぞれの季節にとれる、またはおいしい食材がありますね。
千葉県千葉市にある渋谷教育学園幕張中学校の入試問題(社会科)で、旬の食材について出題されているのでご紹介します。
渋谷教育学園幕張中学校2016年1次の社会の入試問題より抜粋
迷わずに選べたでしょうか。
(1)の答えは「3」です。
1月~5月までの季節の魚が「たい」
6月~7月が「たこ」
9月~10月が「さんま」
となります。
たい類は冬から春にかけて、たこは夏、さんまは秋に旬を迎えます。
たい、たこの旬がわからなくても「さんま」の旬をきっかけに正解が選べるかもしれませんね。「さんまが大好きで秋が待ち遠しい」など、何気ない普段の食卓での会話が、正解を導くヒントになるかもしれません。
(2)の答えは
D(1月): 3(ほうれんそう、れんこん、こまつな、だいこん)
E(3月): 1(うど、からしな、こまつな)
F(5月): 5(たけのこ、きゃべつ、えんどうまめ、ふき、たまねぎ)
G(8月): 4(とまと、とうがん、なす、きゅうり)
H(10月): 2(まつたけ、さつまいも、れんこん、こまつな、だいこん)
です。これは大人でも迷うなかなかの難問ですね。とはいえ、幼稚園の「さつまいもほり」はいつ頃行ったかな?など、知識の中から自分で推察して解く事も出来るのではないでしょうか。
旬の食材は価格が安く、栄養価も高いので、知っておいて損はありません。食卓でお料理を出される時や、スーパーマーケットに買い物に行かれる時に、旬の食材を話題にしてみると、良いと思います。
(文:編集部)