エコでお得?日光浴で補えるビタミンとは
成長、健康を維持するために必要なビタミン。食事やサプリメントからとることが一般的ですが、太陽の光を浴びる、つまり日光浴をすることで摂取できるものもあるのです。それは次のうち、どれでしょうか。
1. 皮膚を正常にたもつビタミンA
2. カルシウムやリンの吸収を助けるビタミンD
3. 日焼けによるメラニン組織の生成を抑えるビタミンC
正解は、2「ビタミンD」です!
ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を助けてくれるため、成長期の子どもや、骨粗しょう症になりやすい年齢の方には特に欠かせないビタミンです。
季節や肌の状態により、日光から摂取できる量は異なるそうですが、夏場であれば5分ほどの日光浴、冬場であれば20分ほどの日光浴をすると、良いようです。日本国内に関して言えば、どこでも日光は浴びられるので、エコでお得なビタミン摂取方法と言えるのではないでしょうか。
健康、美容などの理由で紫外線を浴びられない、生活習慣上日光を浴びる機会が少ない場合は、食品からも摂取できます。乾燥きくらげ、干ししらすなどはビタミンDの含有量が多い食品です。きくらげ、しいたけなどは、干すことでビタミンDの含有率が上がります。「きのこさん、私の代わりに日光浴をしてくれてありがとう!」という気持ちになりますね。他に、鮭やいわしにもビタミンDが多く含まれています。
ビタミンDは撮り過ぎると体にカルシウムが蓄積されてしまいますので、日々の食事にバランスよく摂り入れてください。詳しくは厚生労働省が出している「日本人の食事摂取基準」をご参照ください。
はこ