第2回 N’s KITCHEN お弁当コンテスト 入賞作品発表

第2回 N’s KITCHEN お弁当コンテスト 入賞作品発表

総応募数 278点
たくさんのご応募ありがとうございました

「お子さまの大好きなお弁当は何ですか?」をテーマに、小中高校生のお子さまのお弁当作りをされている保護者様からお弁当写真とエピソードを募集しました。第2回となる今回は、私たちの予想よりも多く、全国各地から278点のご応募をいただきました。編集部一同、心より感謝申し上げます。

コンテスト概要はこちら

お子さまを想う保護者様の愛情や工夫、思春期のお子さまとのやり取り、お子さまの成長…、お弁当とエピソードからそれぞれのご家庭のドラマを感じました。そうそう!と共感したり、クスッと笑ってしまったり、グッと胸が熱くなったり、お弁当にこれほどの物語が見えてくるのか、と審査員メンバー皆、感動し賞を選ぶのが本当に難しかったです。

すべての応募作品を拝見し、賞を決定しました。受賞された皆さま、おめでとうございます。まずは、最優秀賞1名、優秀賞2名の発表です。この3作品は、お弁当の栄養バランス、彩り、工夫、エピソード、どの面から見ても素晴らしく、審査員全員納得の結果となりました。N’s KITCHENでレシピを作成している岩下美帆先生、古賀圭美先生のコメントとともにご紹介します。

最優秀賞 兵庫県 kazuyoさん

楽しい思い出を美味しさに変えること

鶏モモ肉の大鶏排風唐揚げ
塩麹とガーリックオイルで揉み込んでおいた鶏もも肉に米粉と片栗粉をしっかり表面につけて米油でカラリと揚げました。余熱で火を通すことでジューシーな仕上がりになっています。

赤蕪の甘酢漬け
赤蕪を薄くスライスして三杯酢に漬け込みました。発色の良い色合いからローズのようにクルクル巻くとお弁当箱が一気に映えて食欲をそそる色合いになり、甘酸っぱさが箸休めになります。

蕪の葉のおかか炒め
赤蕪を立派な葉ごと購入したので、葉をみじん切りして塩揉みしたあと、握って水分を出し、米油で炒めています。少し砂糖を加えると苦味が緩和され、鰹節を加えることでイノシン酸の旨みが葉の美味しさを引き立せます。

エピソード
子供たち、特に妹は野菜が苦手です。お肉とごはんとお菓子で生きようとするので、毎日お弁当を作る側としては頭を抱え、小さな頃はハンバーグや餃子などの「見えない食材」として野菜を刻んで入れたりしていました。先日、兵庫県の丹波篠山(たんばささやま)へ遊びに行ったとき、山の空気と刈り取った稲田が広がる雄大な景色に圧倒!お昼はパノラマのように田園を見渡せる景色を目の前にテラスで頂くことに。我が子は地場で採れた野菜や地鶏のランチをお友達と笑顔で食べていました!その場所で採れたお野菜のみずみずしさ、ご飯の甘み、自然に囲まれながら食の美味しさを体感出来たことと思いました。翌日のお弁当は丹波篠山の道の駅で購入したお野菜たち。子供たちと山の空気が美味しかったこと、お野菜の新鮮さ、時間を忘れられる自然の雄大さなど語りながらわっぱに食材を詰め合わせました。今日のお弁当。楽しかった記憶がお弁当を開けるとふんわりと思い出せますように。

岩下美帆先生岩下美帆先生
お子様がお弁当箱を開いた瞬間に顔がほころぶのが目に浮かぶとてもとても彩りのよい美味しそうなお弁当だというのが第一印象です。栄養面を考え、苦手なお子様においしく食べてもらいたいという想いが伝わってきました。

古賀圭美先生古賀圭美先生
カラフルな見た目でとても美味しそう!というのが第一印象です。遊びに行ったときの楽しい思い出をたっぷり詰めたお弁当はお子様たちにとっても美味しさ倍増のエッセンスになっていたことと思います。子どもの頃の食経験はとても大切なことだと思うので、これからもご家族でたくさんの美味しい思い出を作ってくださいね。

優秀賞 東京都 mikohiroさん

牛肉と茄子の焼肉タレ炒め弁当

牛肉と茄子の焼肉タレ炒め
牛肉切り落とし・茄子・玉ねぎを炒めて焼肉タレで炒めたもの。茄子の代わりにピーマンにすることもあります。

切り干し大根の煮物
油揚げではなくブロックベーコンを入れるのと、野菜だしの袋を切って中身を入れるのが我が家流です。ちょっと洋風になって子供でも食べやすいです。

ブロッコリー塩ゆで
娘が味が濃いおかずの時は塩ゆでブロッコリーと一緒に食べるのが好きなので、あえて特に調理せずにそのまま入れています。

エピソード
娘が朝食をとる頃にちょうどお弁当のおかずを冷ますためにテーブルに置いているのですが、好きなおかずが並んでいるのを見るととっても嬉しそうな顔になります。今朝も牛肉と茄子の焼肉タレ炒めを見て「コレ好きなんだよねー」と喜んでいました。娘は小さい頃から食べることが大好きで、小中学校の給食の献立は毎朝欠かさずチェックしてお昼を楽しみにしていた程(笑)。学校の給食ほどバラエティに富んだものは作れませんが、毎日好きなものを1つは必ず入れようと思っています。娘のお弁当へのこだわりは白飯必須なこと。私は見た目を華やかにしたくてふりかけや胡麻やゆかりをかけたりしたいのですが、娘は絶対白飯がいい(しかもそぼろ以外のおかずは上にのせないで欲しい)というので、ほぼ毎日見た目の半分が白飯です。本人が嬉しいならそれが1番かなと思うことにしています。娘は毎朝私がお弁当を机に置いておくときちんと「お弁当ありがとう」と言い、帰ってくるとすぐに「お弁当ご馳走さま」と言ってお弁当箱を台所に持ってきて中に水を入れておいてくれます。そのおかげで毎日私も気持ちよくお弁当を作れています。

岩下美帆先生岩下美帆先生
お嬢様とお互いの思いやりが伝わってくる素敵なお弁当ですね!シンプルな味付けの中に切り干し大根にベーコンを入れるなど、技が光るお弁当だなと思いました。そして私自身、ふりかけなしの、白ごはんでおかずを食べるお弁当が好きだったので、応募された中で一番食べたいと思ったお弁当でした!

古賀圭美先生古賀圭美先生
娘さんからの「ありがとう」と「ごちそうさま」の言葉、作る側からしたら本当に嬉しい限りですね。そして好きなものを1つは入れるという愛情、何よりも栄養バランスが整っているのが私の中では高評価でした!

優秀賞 奈良県 MEGさん

いつまでも『お手紙』を。

自家製鶏ハム
塩麹に漬けた鶏胸肉をハーブソルトを振ってラップとアルミホイルで包み、棒状にしてゆっくりゆでます。しっとり柔らかで息子の大好物です。

塩味がよかったらしい、卵焼き
だし巻き好きだと思い込み、丹精込めて出汁を取り卵を焼いてました。とある日、祖母の塩入りの卵焼きが好き!と聞いて唖然。遅ればせながら、塩味、始めました。笑

おかずじゃないよ、ペンギン海苔巻きだよ
ご飯エリアを小さくして欲しい。との要望に応えて海苔巻きを作るようになりました。何も巻くものが無い日は、トッピングで。さぁ、今日は笑って帰ってくるかな?

エピソード
シングルマザーで17年、息子と2人暮らし。高校生になった時、これから立派な大人になって欲しいとの願いから、毎朝5時に2人で起きて、息子がお弁当を1人で作れるように、特訓。喧嘩をした日は、1人で作れるようになった事が発覚!!翌日は、仲直りで私が息子を起こさずに作ったり。こんな風に2人でお弁当について時間を共にした理由は、息子が保育園のときに言ったひとことから。 「おべんとうは、おひるにとどく、ママからのおてがみだね。」どんなに忙しくても、どんなに息子が大きくなっても、私たちを繋ぐお弁当は、心を込めて届けます。この写真は、私が息子に作る日の、お昼にクスッとして欲しい日のお弁当です。

岩下美帆先生岩下美帆先生
色合いや盛り付けがとても素敵なお弁当だなと思いました。海苔巻きの飾りつけやアルミで包んでゆでる鶏ハムに一工夫が感じられるおかず達。高校生のお子様と二人で早起きして作るお弁当、一生の宝物な時間ですね。感動しました。

古賀圭美先生古賀圭美先生
かわいらしいお弁当だなと思ったら、まさかの男の子のお弁当で、私もクスッとしてしまいました!そして、高校生の息子さんが毎朝一緒にお弁当を作るだなんて、本当に素晴らしい親子関係ですね。今度は息子さんから未来のお子様にお弁当のお手紙届けてあげてほしいです。

続いて、佳作、特別賞の発表です。このページではお弁当タイトルとお名前のみ記載しています。詳しくはそれぞれの発表ページをご覧ください。

佳作

第2回 N's KITCHEN お弁当コンテスト 佳作発表

東京都 kumi93さん 「あみあみ★チーズハンバーグ弁当」

大阪府 児玉麻衣子さん 「ジュニアアスリート応援弁当」

静岡県 福島恵子さん 「思春期娘に届け」

兵庫県 まきさん 「オープンいなり寿司の和風弁当」

執事パパさん 「部活男子のシャケ弁当 ”街のお弁当屋さん風”」

埼玉県 runママさん 「お歳頃女子向け☆ポイント満点お弁当」

埼玉県 tawabentoさん 「彩り焼肉弁当」

特別賞

第2回 N's KITCHEN お弁当コンテスト 特別賞発表

香川県 emiさん 「大学かぼちゃが美味しい唐揚げ弁当」

栃木県 tomozouさん 「あと少し…頑張れ受験生」

北海道 miwaさん 「ど~んと豪華エビフライ弁当」

東京都 まゆまゆさん 「ちょっとクスッと弁当」

東京都 cookiaさん 「流用で二度美味しい!カレードリア」

奈良県 みるみるくさん 「旬の野菜が主役!ボリュームヘルシーお弁当」

埼玉県 はなゆみさん 「おかあのまっ茶色弁当」

埼玉県 ハートリボンさん 「人気No.1 アジフライ弁当」

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