しそを黒く変色させないための最善手

しそを黒く変色させないための最善手

冷蔵庫にしそを常備しているしそ大好き人間きなこです。

在庫切れさせないために10枚入りではなく、大入りを買うことが多いのですが、3日以上経過すると黒く変色することが多く、消費し切れずSDGsに則した行動ではないことが気がかりでした。そこで、しそを長持ちさせる最善手を探ってみました。

まず先に黒く変色する理由から。原因は低温障害。しそにとって適温は約8℃とされおり、冷蔵庫は温度が低過ぎて低温障害になりやすく、野菜室での保存が適しています。水分が葉の部分に付着していると、その水分が凍結に近い状態になり、凍結した水分が葉に溶け出し、それが黒ずんでしまいます。水分が付着しているのが問題ならば、葉の水分を拭って保存しておけばいいと思いがちなのでが、乾燥しすぎも黒ずみの原因にもなります。THE・矛盾!どうすりゃいいんだ!

そこで、しそを美味しく見た目も麗しい状態でキープできる保存方法をご紹介します。

しそがぐんぐん水を吸いやすいように1mmほどカットします。(お花と同じ原理です。)しそを縦に入れられる容器に少量の水を入れ、茎部分だけを水につけ、野菜室に保存すると鮮度が一週間ほどキープできます。水はできるなら毎日変えてあげると更に鮮度が長持ちします。この保存方法だと低温障害も乾燥し過ぎも防げます。

プラカップを再利用
縦に配置できる食品保存容器

ご自宅に適した容器がない方は、100円ショップで大葉保存ケースが販売されているので、そちらもおすすめです。

ちなみに、低温障害で黒く変色しても腐っているわけではないので、食べられます。(ぬめりが出たらそれは腐っているので食べられません。)ただし味は落ちるので、生で食べずに炒めものに混ぜたり、ハンバーグなどの具に使うと無駄にならずいただけます。

しそにはミネラル分が多く、特にβ-カロテン、ビタミンB2、カルシウムの含有量は野菜の中でもトップクラス。お弁当の仕切りとしても大活躍な野菜。

筆者は、お寿司や刺身を買うと必ずしそも一緒に買い、一貫に一枚巻いて一緒に食べます。お寿司で不足する栄養素を気軽に取れるのでおすすめです。

オイルソース系のパスタや和風パスタにもたっぷりしそをトッピングして召し上がってください。(しそ大好き筆者は画像のような上品な量ではなく、しそをパスタの半量くらいドバーーっとふりかけちゃいます。)

上手に長期保存して、食生活に積極的に取り入れてみてください。

きなこ きなこ

カテゴリ
  • N's KITCHENをtwitterで送る
  • N's KITCHENをLINEで送る
  • N's KITCHENをfacebookで送る