パスタを中華麺に変化させる魔法
パスタが中華麺に変わる魔法のようなレシピを知ったのが数年前。筆者が最初にこのレシピを知った時、中華麺があるなら中華麺を買えばいいじゃない、と某国の王妃さまのような感想を抱き、知ってはいたものの実験してみようとは思いませんでした。
しかし、物価高騰の今、パスタが中華麺に変わるならコスパ良いのでは?と、エンゲル係数を下げるべく重い腰をあげました。
用意するもの
パスタ一人前:100g
重曹:大さじ1(食品添加物用)
塩:小さじ1
水:1リットル
ホーローやステンレス製の鍋やフライパン(アルミ合金だと重曹が反応して黒くなる場合があるので注意が必要です。また、勢いよく泡ができるので、湯はギリギリではなく大きめな鍋などを使うとよいです。)

① 沸騰した湯に塩小さじ1と重曹大さじ1を入れる。
② パスタを規定の時間より1~2分長く茹でる。
③ 茹で上がったら軽く水洗いする。(揉み洗いすると中華麺っぽさがなくなるので、あくまでも軽く洗う。)
いつもパスタを茹でるのと手間はほぼ変わりませんが、茹でていくうちに見た目がなんだか麺っぽくなっていくではありませんか!


茹で汁も黄色く……。

本当に中華麺のようになっているのか……と、恐る恐る茹で上がった中華麺?パスタ?を水洗いする前に一本食べてみたら……普通においしい中華麺でした!重曹のポテンシャルは無限大ですね!
今回は麺をじっくり味わうため極力シンプルに作りました。中華スープの素、小さじ1、白だし大さじ1、ごま油、具はネギと玉子のみ。言われないとパスタだと気が付かない。いや、言われてもパスタとは信じがたいほどの中華麺と遜色ない味でした。卵アレルギーで中華麺が食べられない方はぜひ試してみていただきたいです。

さて、気になるこの魔法。なぜ重曹一つでこうも変化するかを簡単に解説いたします。
中華麺には「かん水」と呼ばれるアルカリ塩水溶液が使われており、麺にコシを持たせ独特の香りを出しています。重曹はお湯で「かん水」と同じような成分になり、パスタに含まれるグルテンに変化が生じ、中華麺のような仕上がりになります。 お掃除にも使えて、料理にも使える……重曹のポテンシャルに驚いた筆者でした。

きなこ

