正しい強火はどちらでしょう

正しい強火はどちらでしょう

光熱費がぐいぐい上がる今日このごろ。ちょっとでもムダは減らしたい、と思いませんか?そこで今回は、昔家庭科で習ったかもしれない火加減についての知識を思い出して、ムダがないかチェックしましょう~!では、写真を2枚みて下さいね。クイズです。

正しい強火であるのはどちらでしょう?(どちらも小さいお鍋を火にかけています。)

A. 鍋底の全体に火があたっている状態

B. 鍋の側面に1~2cm程度火があたっている状態

正解は、A「鍋底の全体に火があたっている状態」です。

どちらも強い火ではあるのですが、鍋底の全体に火があたっていれば、コンロのツマミをギューンと最大に回していなくても「強火」なのです。急いで料理したい時など、炎全開にして加熱したくなりますが、鍋の側面にまで火があたっていると、火が強すぎて食材が焦げやすくなったり、木製の取手(ハンドル)部分が焦げたり、プラスチック製の取手が溶けて異臭がする(怖っ!)などという場合もあるので注意しましょう。光熱費のムダにもつながりますしね。

鍋底の全体に火があたっている状態が強火なのですから、鍋やフライパンの大きさによって、強火にする時にどれだけコンロのツマミを回すのかは変わる、ということですね。

なお、中火は「炎の先が鍋底にあたる~鍋底よりひとまわり小さい面積であたる状態」、弱火は「炎が鍋底に直接あたらない(炎が折れていない)状態」です。レシピの中で、何も火加減について指示がない場合は中火で調理しましょう。

焦げも光熱費のムダもなく、皆さまのお弁当作りがすすみますように。強火で調理するN’s KITCHENレシピには「きのこのポン酢炒め」があります。こちらもぜひご覧くださいね。

しお しお

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きのこのポン酢炒め

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