意外と知らなかった!ものの数え方
N’s KITCHEN食の雑学コラム「●個、●つだけじゃない!●房と数える食べ物はこれ!」と「お魚、正しく数えられますか?」で、ものの数え方についてご紹介しました。
ものを数える時に、数字の後ろに付ける「個」や「本」といった単位は、助数詞(じょすうし)と呼ばれます。調べてみると、日本語には500種ほどの助数詞があるそうです。そのうち実際に使われているのは100種。そんなにあるとはびっくりですね!
今回は、お料理に関する数え方を集めてみました。
(五十音順)
油揚げ:枚(まい)
イカ・カニ:杯(はい)・匹(ひき)
稲:株(かぶ)・束(たば)
うどん:玉(たま)・杯(はい)
ウニ:壺(つぼ)
お茶:杯(はい)
鏡餅:重ね(かさね)
鰹節:本(ほん)・連(れん)・節(ふし)
キャベツ:玉(たま)
米:俵(ひょう)・合(ごう)
こんにゃく:丁(ちょう)・枚(まい)
昆布:連(れん)
刺身:切れ(きれ)・柵(さく)
ざるそば:枚(まい)
食パン:斤(きん)
吸い物:椀(わん)
たらこ:腹(はら)
だんご:本(ほん)・串(くし)
豆腐:丁(ちょう)
海苔:枚(まい)・帖(じょう)
白菜:株(かぶ)
箸:膳(ぜん)・具(ぐ)
ぶどう:房(ふさ)
包丁:本(ほん)・丁(ちょう)・挺(ちょう)・柄(へい)
干物:枚(まい)
マグロ:匹(ひき)・尾(び)・本(本)
ようかん:本(ほん)・棹(さお)
今回ご紹介したものだけでも28種類!形や状況によって数え方も変わるなんて、奥が深いです。古くから伝わる日本語の文化。正しく使いたいな、と思いました。
さゆ