あの魚は長距離スイマー!?

あの魚は長距離スイマー!?

わたしたちの肌の色が違うように、魚たちの身の色も赤っぽいもの、白っぽいもの・・・と様々です。

皆さんは、赤身魚と白身魚の違い知っていますか?

体を良く動かす筋肉が発達しているマグロやカツオは赤身魚。特徴は長い間ずっと泳ぐことが出来る長距離スイマーであること。速筋という筋肉が発達しています。

一方で、瞬発力があり餌や敵に対して機敏な動きが得意な鯛・ひらめは白身魚。こちらは長距離を泳ぎ回ることはない短距離スイマーで、遅筋という筋肉が発達しています。

どんな筋肉が発達しているかで身の色が変わり、白身・赤身と分類されるのです。お刺身にしたときの身の色で皆さんも何となく区別がつきそうですね。

では、サーモンは赤身魚?白身魚?どちらでしょうか。

お刺身にするとオレンジ色のイメージですが、正解は・・・、白身魚です!

白身魚か赤身魚かの厳密な区別の基準は、色素タンパク質(筋肉中の体の中にある色のついたタンパク質)の量なのだとか。色素タンパク質が100gあたり10mg以上あれば赤身魚、なければ白身魚と呼ばれます。

サーモンの色素タンパク質量はそう多くなく、見た目とは裏腹に白身魚に分類されています。では、なぜ白身魚なのにオレンジ色なの??と興味を持たれた方は、ぜひ調べてみてくださいね!

ねね ねね

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