水無月に水無月を
いきなりですが、問題です。
「水無月(みなづき、みなつき)」とは、旧暦の何月の呼び名でしょうか?
A 5月
B 6月
C 9月
答えはB「6月」です。
「水無月」と呼ばれる和菓子をご存知ですか?これは、京都を中心に行われる「夏越の祓え(なごしのはらえ)」の時に食べます。
夏越の祓えとは、6月30日に行う行事です。一年の半分の怪我や病気、罪などの穢れを取り除き、後半の半年間を無事に健康に過ごすことができるよう祈祷します。
この夏越の祓えに欠かせないのが「水無月」。三角形に切ったういろうに、炊いた小豆をのせたものです。ういろうは透明感があり涼しさを演出し、三角形の形は、氷の角を表しています。小豆の赤色には邪気払いの意味が込められています。
6月30日の夏越の祓えに「水無月」はいかがでしょうか。
ゆうき