ホットミルクの膜を消したい貴方に朗報
寒さが少しずつ和らいできましたが、カフェラテやロイヤルミルクティーがまだまだ恋しい季節。
ホットミルクをレンチンする時に、生じるあの膜。膜の正体は、牛乳のタンパク質と脂肪が熱変性したもので、これをラムスデン現象と言います。牛乳の湯葉みたいな感じでお好きな方もいらっしゃると思いますが、消したいあなたにクイズです!
牛乳に何をすれば膜ができにくくなるでしょうか?
1. レンジでの加熱を2回に分ける
2. レンジで加熱する前に重曹をひとつまみ加える
3. レンジで加熱する前に砂糖を加える
正解は・・・「すべて正解」です!(ズコーッ)
レンジでの加熱を2回に分ける
牛乳を1分ほど加熱したら、よくかき混ぜて、もう一度加熱すると、膜ができにくくなります。
レンジで加熱する前に重曹をひとつまみ加える
重曹はたくさん入れると味が変わってしまいますが、ひとつまみ程度なら味に影響はありません。お使いになる重曹は、お掃除用ではなく必ず食品用のものをお使いくださいね。
レンジで加熱する前に砂糖を加える
甘い飲み物を作る時は、一番お手軽で良い手段ですね。お砂糖を加えると牛乳の凝固温度が高くなり固まりにくくなるので、膜ができにくくなるというメカニズムです。ちなみに、砂糖の他に蜂蜜で3回実験しましたが、同様の効果がありました。
ぜひお試しくださいませ。
きなこ