学校給食のはじまり

学校給食のはじまり

学校給食の歴史を知っていますか?

1889年(明治22年)、山形県鶴岡町(現・鶴岡市)の大督寺というお寺の中にある私立忠愛小学校が、日本の学校給食の始まりと言われています。貧しい家庭の子ども達に、無料で昼食を準備していたそうです。

それを記念して山形県鶴岡市の小学校では、1年に1度、当時のメニュー「おにぎり・しょんびき(塩鮭)・煮浸し」が出る「おにぎり給食の日」があります。

この日は大量(数千個)のおにぎりを作るため、給食センターでは普段より1時間早く準備を始めているそうです。私もそのおにぎり給食を6年間食べていた一人でもあるので、懐かしくそしてあたたかい給食だったなと今でも覚えています。

給食は時代や地域で異なっていきます。

昭和初期は、鯨肉・脱脂粉乳・コッペパンと今とは大きく異なりますね。昭和中期からは、揚げパンやソフトめんなど洋風化がすすみ、現在でも食べられているカレーライスやスパゲッティなども始まりました。

最近では地産地消を意識した給食も多いので、「こんな給食を食べていたんだよ」と親子の会話の中で給食の違いを比べるのも、面白いかもしれないですね!

私の思い出の味は給食限定だった「お米のムース」。今でもまた食べたいなと恋しくなります。みなさん、思い出の給食はありますか?

編集部 編集部

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