冬大根はなぜ甘い?

冬大根はなぜ甘い?

大根は年中出回っていますが、秋から冬にかけての大根は甘くてやわらかくて美味しいですね。

なぜ冬の大根が甘いかというと、寒さで凍結しないように糖分をたくわえるからです。水は気温が氷点下(気温0度以下)になると凍ってしまいます。しかし、水分中の糖度が上昇すると、凍りにくくなるのです。寒さから自分の身を守り、厳しい冬をたくましく生きているのですね。

そんな冬大根は煮物にするのがおすすめですが、私がもっとも好きなのはみぞれ鍋です。肉でも魚でも合いますし、しめの雑炊もトロっとしておいしくなります。大根には消化酵素が多く含まれますが、熱に弱いため、できるだけ生の状態で食すとよいそうです。たっぷりおろして、食べるまぎわに鍋に入れましょう。

さつき さつき


N's KITCHENでも、冬にぴったりのみぞれ汁のレシピをご紹介しています。ぜひご覧ください。
鶏肉と蓮根のみぞれ汁

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