ブルーベリーの知られざる効能を深掘り

ブルーベリーの知られざる効能を深掘り

最近、ブルーベリーを食べる機会が増えたので、どんな効能があるか深掘りしてみました。

ブルーベリーは、粘膜を保護するビタミンAが豊富。脳血管障害などを予防するフラボノイドの一種で、抗酸化物質のアントシアニンを多く含み、疲れた目に栄養を届けてくれます。アントシアニンを多く含む食材は、カシス、ナス、紫イモ(みんな紫!)があります。他にも目に良いとされていのは、かぼちゃ、人参、レバー、うなぎ、鮭、海老などの食材です。

しかし、それらを差し置いてなぜブルーベリーだけが目に良いイメージがあるかというと、その説が生まれたのは、第二次世界大戦中。イギリス空軍のパイロットがブルーベリージャムを食べていたところ「ブルーベリージャムを毎日食べてるおかげで視界がはっきりしている」的な発言したことをきっかけで噂が広まったそうです。

上記で述べたように疲れ目には効果があるけれど、毎日コツコツ食べていても視力回復にはつながったという患者さんをみたことないし、ブルーベリーが目の健康に特化しているわけではないと、あるお医者さまがおっしゃっています。

ブルーベリーさんの立場、かなり揺らいできましたよ…。ですが、ここから名誉挽回しますぞー!

ぶどうや林檎を食べるよりブルーベリーのほうが2型糖尿病のリスクが低下し、ブルーベリーは、糖分を含むがアントシアニンが血糖値をコントロールし、血糖値の急上昇を落ち着かせる効果があります。フルーツ=血糖値が上がると思いがちですが、そうではなさそうです。

また、他の野菜やフルーツよりも抗酸化作用(体の中を錆びつかせない=酸化を抑える)を多く含む食材のひとつであり、さらに血圧を下げる効果もあるようです。思いほのか嬉しい効果があるブルーベリーですが、過ぎたるは及ばざるが如し。

アントシアニンは熱に弱く、ジャムなどの加工品では栄養素が失われるので、そのまま生で食べるのが良く、一日3分の1カップ(約80g)が適量です。食べ過ぎには注意ですが、ヨーグルトのお供にブルーベリーをぜひ添えてみてはいかがでしょうか。

きなこ きなこ

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