お彼岸におはぎをお供えするのはなぜ?

お彼岸におはぎをお供えするのはなぜ?

暑さ寒さも彼岸まで。秋分の日をはさんだ7日間を秋のお彼岸といい、和菓子屋さんやスーパーなどではおはぎが数多くならびます。

では、今回はそんなおはぎのクイズです。そもそもお彼岸におはぎをお供えするのはなぜでしょう?

1. おはぎの甘さが邪気を払うとされるから

2. あんこの小豆の赤色が邪気を払うとされるから

3. もち米の粘りけが幸福を取り込むとされるから

正解は、2「あんこの小豆の色が邪気を払うとされるから」です。

あんこの材料である小豆の赤色は、昔から邪気を払い災難から身を守る色と考えられてきました。そういえば、お祭りやお祝い事の際に食べるお赤飯も赤色ですし、神社の社殿や鳥居も赤色です。冬至に小豆粥を食べると良いとされるのも、小豆の赤色による邪気払いの効果を期待しているからですね。

また、米は五穀豊穣の感謝の意味、味付けに使う砂糖は(昔は貴重だったので)ご先祖様への感謝の意味がこめられているという説もあります。いずれにしても、願いや感謝をこめてお供えしているものなのですね。

我が家では、おはぎはお店で購入するのが通例でしたが、子どもが幼いうちは小さくて柔らかめのおはぎの方が良いかと、時々家族で作るようになりました。形はいびつ、あんこの量も均一でなかったりしますが、それはそれで作りながらワイワイ盛り上がります。さらに、余ってしまったあんこを「あんことイチゴとクリチのサンド」にするのもおすすめです。イチゴが旬でなければ、キウイなども相性がよくて個人的におすすめですよ。

なお、おはぎは「ぼたもち」とも呼ばれますね。名前の違いについては、N’s KITCHENのコラム「同じもの?違うもの?」をご覧下さい。

しお しお

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あんこ・いちご・クリチのサンド

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