紫キャベツで色水づくり

紫キャベツで色水づくり

先日買ったカット野菜の中に紫キャベツが入っておりまして、サラダに使ったところ、紫キャベツを初めて見た幼児が食わず嫌いでよけてしまうということがありました。これは良くない…と思い、紫キャベツに親しむきっかけになればと色水づくりに挑戦してみました。

用意したのは、紫キャベツ少量、熱湯、酢、重曹水(重曹と水を混ぜたもの)です。

まず、紫キャベツに熱湯を注ぎます。すると、ほどなくお湯が青みがかってきました。今回はカット野菜の残りでしたので、そのまま使いましたが、大きな葉を用意した場合は細かくちぎったり、千切りにすると色が出やすいですよ。

このままでも色が出ていますが、せっかくなのでそのまま6時間放置してみました。

そして5つの容器に分けて入れたのがこちらです。

そして、真ん中の1つには比較のために何も加えず、左の2つには酢、右の2つには重曹水を、それぞれ量を変えて加えました。すると…

どれもあっという間に色が変わりました。子どもの反応も上々。その後も「赤と緑を混ぜたらどうなる~?」などと楽しんでいました。これで食品として紫キャベツを好きになるとは思っていませんが、紫キャベツに親しむという低~い目標は達成です。

今回は色水づくりが目標でしたので、ここで終わりにしましたが、自由研究にするなら、なぜ紫キャベツから青紫の色が出たのか(アントシアニンという色素ですね)、なぜ酢や重曹水を混ぜると色が変わったのか(アントシアニン色素は酸性の液体を混ぜると赤色に、アルカリ性だと緑色や黄色になります)、その他の身近な食品などを混ぜるとどのように変化するのかなどの考察を加えると良いですね。

N’s KITCHENでは紫キャベツを使ったおかずのレシピをご紹介しています(紫キャベツのマリネ)。こちらも是非お試しください。

(文:しお)

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